好きなものだけ愛でたい多趣味OLライフ

少し長くなるが、私の中で大きな変化があったことから全ては始まったので、書き残していきたいと思う。

2017〜2018年の年末年始にかけてメンタルブレイクし、自分が自分じゃない感覚に怖くなり何とかしないといけないと思いつつもなかなか体調も良くならず、毎日どうしたら治るのか調べていた。

会社の事務の女性から、私と同じような経験をし、ヨガで良くなったと話を聞いた。

生まれて25年間、まともに運動も鍛えることもせず生きてきたから、20歳を超えたあたりから毎年少しずつ身体にガタが来始めていた。

社会人になってからSEという激務についていけず、ストレスばかり溜まって頻繁に精神的な理由から体調を崩すことも多くなった。

運動しないといけないと思っていたけど、極度の面倒くさがりやで、今更運動したって意味ないとも思っていた。

でも去年から今年の年末年始にかけて、それまでのストレスや前リーダーとの相性の悪さなどから疲労が溢れてしまった。

その時のことは思い出すのも怖くてあまり考えたくない。

でもまたあんな風になるのも怖かったし、さすがにそろそろ手を打たなければいけないと思い、ヨガ教室を探し始めた。

これまで運動をしてこなかった私は腹筋は5回ぐらいしか出来ない。

高校生時代、体育の授業でのマラソンは2クラス中最後から5番目とかだった。

そんな私にでも出来る、心身の健康状態から合ったヨガ教室の条件として

・あまりポーズをたくさん取らないリラックスヨガのようなもの

・精神的な症状がある人も受け入れてくれる教室

・仕事しながら通える自由度の高い教室

これを満たすヨガ教室を探すのはかなり時間が掛かったけど、幸いにも最寄り駅から2駅先のところに条件にぴったりの教室が見つかった。

3月の上旬のことだった。

そこから仕事が忙しくなり精神的にしんどくなる日もあったりとなかなか教室へ足を運ぶことが出来なかった。

4月に入りリーダーも変わり暖かくなったことで自分の体調も少し落ち着いたので、体験に行くことにした。

事前に自分の現状などを問い合わせており、それでも大歓迎、むしろそういった人の手助けをしたいというインストラクターから返事が来た。嬉しかった。

当日は緊張しながら教室へ行ったことをよく覚えている。

返事をくれたインストラクターはとても明るくて、何より前職はSEだったのだ。私の境遇などにも理解を示してくれた。それだけで何故か救われた気がした。

肝心のレッスンはかなりレベルの低いレッスンだったにも関わらず、自分にとってはかなりキツいレッスンだった。運動不足、筋力不足、柔軟性の無さを痛感した。

レッスンでは身体をゆっくり温めていき、ポーズを取っていくのだが呼吸のフローではインストラクターの言葉がとても心に刺さり、レッスン中に泣きそうになった。

誰とも比べなくて良いこと

今は自分だけの時間であり誰にも邪魔されない大事な時間だということ

不安な気持ちや悩み事は全て深呼吸と共に吐ききること

こんな当たり前のことをきっと私は出来ていなかった。真面目で責任感が人一倍強くて、最年少ながら頼りないリーダーの尻拭いをしながらチームを引っ張っていくことしか頭になかった。ストレスも疲れが溜まり不眠になり、食欲も無くなり爆発した。

インストラクターの言葉はそんな私の気持ちや身体をとても軽くしてくれた。とても辛かったんだということを思い知った。

レッスンでのこういった言葉だけでなく実際のポーズを終えたあとは、全身に血が行き渡りポカポカして頭もスッキリしていた。心も身体も軽くなった。

レッスンの翌々日までは好転反応がかなり強く出てしまい、これが結構キツかった。

筋肉痛、体のダルさ、頭痛、精神的に不安定になったりした。

そこからまた仕事が忙しくなり、入会のタイミングを逃してしまうが無事に5月から通えるようになった。

自分にとって、体調を崩したことやヨガなど運動を始めたことは、とても大きな出来事で変化である。

次回からはヨガに通い変わった身体のことや、レッスンのことなどを記録として残していきたい。

ヨガを始めたキッカケ